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みなさん、こんにちは。
突然ですが、スピードブースターって聞いたことありますか?
ミラーレスのAPS-Cカメラやマイクロフォーサーズカメラを使っている方々はこのアダプターの存在を知らないと損です。
上の写真はSonyのカメラ(NEX-6)にキャノンのレンズをアダプターを介してつけている写真と、その結果、画角がどう変わるのかを説明する写真になります。
このアダプターをつける事によって、APS-CカメラであるNEX-6の画角がほぼフルフレーム機の画角に変わるんです。
説明すると
となります。
アダプターに入ったレンズがフルフレームの画像を圧縮してAPS-Cセンサーに届けてくれるんですね。
つまり
- APS-Cのカメラがほぼフルフレームの画角で撮影できる
- マイクロフォーサーズのカメラがほぼAPS-Cの画角で撮影できる
というメリットがあるんですね。
ただそれだけでは無いんです。 このアダプターを介する事でレンズのF値が一段明るくなるというボーナスもあるんです。 なので、もし使っているレンズの開放値が2.4だとすると、アダプターを介することによって、F値は2.0まで下がります。
まとめると、スピードブースターを使うと
- より広い画角(レンズのフルフレーム換算値に近い画角)で撮影できる
- より明るい写真が撮れる
という2つのボーナスがあるんですね。
6年くらい前に本家Metabones社からはたくさんのマウントに対応したスピードブースターが発売されています。 EマウントやマイクロフォーサーズマウントからEFマウントやNマウント、はたまたPLマウントのアダプターなんかも発売されています。
興味のある方はこちらで見て下さい。
さて、気になる価格ですが、本家本元のMetabones社の製品は日本では10万円くらいします。
APS-Cやマイクロフォーサーズのカメラを持っている時点でカメラとほぼ同じ価格となってしまいますので、ちょっと手が出ないと思った人たちもいると思います。
ご安心ください!
実は中国ではたくさんのメーカーから廉価版が出ており、そのクオリティも本家本元と変わらないと言っても良いほど性能がいいのです。
これらのスピードブースター(フォーカルリデューサーとも呼ばれる)は大体2万円くらいで購入可能です。
例えば、キャノンのユーザーがミラーレスの富士フィルムに乗り換えたかったり、サブ機としてソニーのミラーレスカメラを買いたかったりした場合に既に取り揃えたキャノンのレンズをこれらのアダプターを介して使えるということになりますね。
また、大人気のパナソニックGH5やオリンパスのボディにフルフレームのレンズを装着したい場合も、(単なるアダプターと比較すると)ほぼAPS-Cの画角でF値も一段明るく使えるのですね。
僕も実はVirtroxのEF-M2IIというアダプターをアマゾンで購入しました。
結果EM-5にキャノンのパンケーキ40mm 2.8 を装着して快適にスナップ撮影ができています。 もちろんオートフォーカスも対応しています。
ミラーレス機の良いところはDSLR機用に作られたレンズをアダプタを介して使えるところですよね。
もし他社のレンズをアダプターを使って見たいという方は是非、スピードブースターをご検討ください。
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