Canonrumorsの上記の記事によるとCanonがついに2012年に発表したEOS C500の後継機である、C500 Mark IIを発表予定とのことです。
発表日付は2019年9月5日かその前後になりそうです。(アムステルダムでIBCが行われる前に発表するつもり?)
今の時点で予想されるスペックは以下の通りです。
- フルフレームセンサー
- 5.9K RAW フルフレームを最高60Pまで録画 (外部録画?)
- 4K 60P スーパー35mm (APS-C)クロップモードをCinema RAW lightでカメラ内録画
- 2K 120Pをスーパー16mmクロップモードで、こちらもCinema RAW lightでカメラ内録画
- XF-AVCコーデックで(5.9Kセンサーからオーバーサンプリングした)4Kと2Kを10ビット 4:2:2録画
- 高速ビットレート録画が必要なため、CFExpressカードが必要になる (5.9K RAWが2.5Gbpsで、4K RAWはC200と同じ1Gbps必要)
- カメラ内部でRAW映像記録を4K 60P, 2K 120Pまで対応
- オプションとしてXF-AVC録画を10ビット 4:2:2で4K 60P, 2K 120Pまで対応
- ユーザーが交換可能なインターチェンジャブルレンズマウント (マウント自体を交換できるという事)
- オプショナルモジュールとしてEVF(エレクトロニックビューファインダー)、ゲンロック、タイムコード、12G-SDI、など対応
- 発売開始時のマウントはEFマウントとPLマウント
- 電源供給としてはBP-Aバッテリーシリーズ、あるいはオプショナルとしてVマウントバッテリーにも対応
- オプショナルモジュールとしてXLR音声入力が4チャンネルまで入力対応
- 既存のCinema EOSシリーズに使われていたEVF-70、LV-M1、他の周辺機器に対応予定
- Wifi、そしてIPストリーミング機能対応
どうですか? 圧倒されましたか? 僕は全然圧倒されませんでした。
むしろ、キャノンさん、大丈夫? と思ってしまいました。
まずは噂の1つや2つ、ここでお話ししたいと思います。
- 噂ではセンサーはC700 FFと同一のものが使われるのでは?と囁かれています。
キヤノン:映画制作機器 CINEMA EOS SYSTEM|EOS C700 FF/EOS C700 FF PL|高画質
- また、キャノンの EOS CinemaラインはC200も含め、RAWデータが莫大になるため、敬遠されている傾向があるみたいです。(これは、REDが持っているカメラ内RAW記録の特許をすり抜けるための手段らしいです)
- また、しつこいようですが、キャノンが最近発表した90DとM6 Mark IIに24Pが搭載されなかったのはキャノンのハイエンドモデルを守るため、という冗談めいた話が、実はマジのマジだったのか? と噂されてます。
- また、初期はEFとPLマウントのみの発売ですが、RFマウントが使われなかった理由としてNDフィルターが入る余裕がなくなるので使わなかったのでは?とのコメントも見られます。しかし、これに関してはソニーのハイエンドカメラVENICEがフランジバックの短いEマウントを採用しながらNDフィルターに対応していることから、却下されています。
VENICEもC700も値段は400万円ほど…
C500 MK IIはおいくらになるのでしょうか? 正直、僕は今日発表された、ミニVaricamとも呼ばれるPanasonic S1Hで充分じゃね? と本気で考えてます。