今、何かと話題のEOS R5に関して、新しい情報があったので簡単にお伝えします。
EOS R5は今のところ、
とてんこ盛りの機能で7月2日くらいに発表されるとの噂です。(そして、その後にSonyが待望のα7S IIIを発表予定)
他方、このカメラのスペックに関しては少しだけ疑問が出ていることも確かです。
・ヒートシンクがないため、どれだけの時間録画ができるのか?(録画時間制限があるのか?)
・RAW記録はどのようなフォーマットになるのか?
さて、今回 No FIlm SchoolでRAWの記録形式に関して微かな情報が出てきましたのでお伝えします。
Adobeが今月16日に発表したCreative Cloudのアップデート内容にR5のための機能が追加されている可能性があるということです。
今回のPremiere Proのアップデートは
今のところ、Adobe Priemiere Proがサポートしてるのは C200で記録できるCanon Cinema RAW Lightであることから、Canonは今回敢えて新しいRAWフォーマットをR5に搭載するよりもC200と一緒のCinema RAW Light記録になると見ている。
(その詳しい理由は書いてないが、邪推すると、まずR5のボディにヒートシンクが見当たらないことから、EOS-1DX Mark IIIのRAWフォーマットは採用しないのではないかと思われる。更に、もしEOS-1DX Mark IIIと同じRAWフォーマットならば、動画性能で完全に上位機種を上回ってしまうことにもなる)
さて、Cinema RAW LIghtは外部記録で録画できるCanonのCinema RAWとは違い、圧縮がかかっている。 また、似たような内部記録RAWコーデックとしてREDのREDCODE RAWやBlackmagicのBRAWと比べてた場合、この二つは圧縮比率を2:1から更に高圧縮に変更できるのに比べ、Cinema RAW Light は5:1の比率で統一されている。(にもかかわらず、圧縮効率はとても良く、非圧縮の情報をほぼ保持できるようだ)
CInema RAW Lightは以前まではCanon RAW (.CRM)に全てのRAWデータを詰め込む形式のため、Canonの専用のソフトウェアがなければRAWデータの復元やディベイヤリング、修正ができなかったのだが、Premiere Proが完全対応を謳っているからには、EOS R5の撮影素材を扱う時にはそのような手間が省けるっことになりそうだ。
CanonがCinema RAW LightをEOS R5に搭載すればEOS C300 MK IIIなどの撮影時のBカメラとして使用されることも充分に検討されるだろう。
どちらにしても、今回のPremiere Proのアップデートにより、Priemire上ではCanonカメラのRAW映像はほぼ全部対応できるようになる。
このカメラの登場を心待ちにしている。