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発表直前、錯綜するα7S IIIのスペック情報

いくつかのソースからSonyalpharumorsに寄せられた近日発表予定のα7S IIIの新たなスペックが挙がっています。これが全て本当になるかどうかは全くの不明だそうですが、興味深く見守りましょう。

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B&Hフォトに掲載されたα7S IIIの商品ページ

ソース 1:

  • オートフォーカスシステムはa7r4とほぼ一緒になる。
  • ビデオ録画ボタンはカメラの上面、シャッターボタンの後ろに配置される予定。
  • 4K RAW 出力は可能だが、4K 120fps RAW出力に関しては不明。  RAW出力は本当に16bit RAW出力になりそう。.
  • (私が触った?)テスト機はファームウェアの関係でRAW出力のテストができていない。ATOMOSは自社のレコーダーでα7sIIIのHDMI信号を読み解くための開発を急いでいる。
  •  ソニーのテストではダイナミックレンジが15ストップらしい、実際の使用では14ストップ程度と考えるのが無難。

ソース 2:

  • ダイアル: カメラのバックパネルを見た時にEVFの左にビデオモード用ダイアル、右に写真用ダイアルが固定される予定。露出ダイアルの位置は変わらない模様。
  • 画面: メニューナビゲーション時はタッチスクリーン操作可能。
  • 端子: 着脱可能な端子用ドア、2つのUSB-C、一つのマイクロ HDMI、フラッシュシンク端子はない。

ソース 3:

  • 残念ながら4Kモードでは若干のクロップが生じる。(α7s IIと同じ程度のクロップ)
  • 内部記録での10bit 4:2:2は4k60p までだけ可能

ソース 4:

  • Sonyによると最高画質/最高フレームレートでの記録で最低1時間はオーバーヒートしないことを確認している。

ソース 5:

  • 4k60P 10 ビットで無制限連続記録可能
  • 少なくとも 180fps 1080p記録が可能でオートフォーカスと音声記録も可能
  • HD画質は4Kからダウンサンプルされており、ラインスキッピングやピクセルビニングでの1080pより上質な画質になる見込み。
  • 内部でのRAW記録には非対応。
  • 記録用新規コーデックは FX9のものと似たものになりそう。
  • 6K記録は難しい模様