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Sony α7sIII S-cinetone カラーサイエンスを搭載!

 

先日、ブログ記事で個人的にα7SIIIに搭載されるべき3つの機能を紹介させていただきました。 R5と渡り合うにはこれらの機能は絶対必要だと思ったからです。

 

  • 動画撮影で実用性のあるIBIS(手振れ補正)の搭載
  • FX9 Venice カラーサイエンス
  • 電子式可変NDフィルター

上記の三つの機能の内、sonyalpharumorsに寄せられた情報では一つが搭載されるという噂があります。

 


今回の情報では、S-Cinetone カラーサイエンスが搭載されることになったと伝えています。

α7sIIIにはS-Cinetoneカラーサイエンスが搭載される。

センサーはExmor R CMOSセンサーになる見込みである。

Sonyは今回、Movie Edit add onというアプリ経由での手ぶれ補正を推奨するみようだ。このアプリは今までに、RXOm2、RX100m7、ZVー1などに対応してきました。撮影後にポストプロセッシングで手ぶれ補正を実現しようということだろう。 これがキャノンのIBIS(ボディ内手ぶれ補正)に対するSony側の一種の対抗手段となる模様。

つまり、IBISはキャノンほど強力ではないけれども、キャノンほどワーピー(画面の四隅が手振れ補正が強力のためにグニャグニャになる現象)でもなくなる。若干(?)のクロップは生じることになる。

(上の動画はムービーエディットモードモードのデモ)

15+のダイナミックレンジを持つセンサー搭載。

シネマ4KとウルトラHDの二つの4Kモードに対応。

全体的に見ると、α7R4の形状にそっくりで、ZV-1のような機能を搭載し、FX9のスペックに近いもの(12MPセンサー以外は)になりそうだ。

さらにまとめると、素晴らしいEVF(ビューファインダ)をもち、4K60P 10ビット記録をボディ内で無制限連続録画実現(600Mbitのビットレート)でオーバーヒート無し(ファンはなく、ヒートシンクのようなもので冷却する模様)、素晴らしいオートフォーカス機能搭載のカメラと言える。

とまとめています。(下の動画はS-cinetone、オートフォーカス、スキントーンをFX9で実験している動画です。噂が本当なら、α7sIIIはFX9と同等のスペックを有することになるのでは?)

 

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FX9にも搭載されているExmor R タイプセンサー

この噂が本当ならば僕の期待していたことの一つが現実となり、(S-Cinetone)

もう一つが現実ではなくなりました。(強力な動画対応の手振れ補正)

 

もう一つ僕が期待している可変式NDフィルターに関しては今回は流石に搭載されないのでしょうか。 このフィルターの機能はソニーが一番最初にFS5で実機搭載した後、Zcamなど、いくつかの会社が後追いで搭載している機能なので、是非とも、今回のα7sIIIに搭載して欲しいところです。

 

ちなみに電子式ではありませんが、可変式NDフィルターの搭載についてはキャノンがアダプター経由で既に行っており、R5では実現可能ということになっています。(EFレンズ使用時)

sonyalpharumorsに寄せられたコメントの中には

11,000$もするFX9に搭載されているXAVC-Iコーデックが搭載されるならば期待値をかなり上回ったと言える

という意見や

現行のフルフレームミラーレスカメラの中でほぼ、クロップファクターなしで4K60P無制限連続記録を実現する最初の機種として認識されるだろう(※Panasonic S1Hは4K60P撮影時にはAPS-Cにクロップされる)

と評価する声が概ね大体を占めています。