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目次
FotodioxがCanonレンズをLマウントボディに装着するための可変NDフィルター付きマウントアダプターを発売しました。
名前が示すとおり、このアダプターを使うことでCanonのEF / EF-SレンズをLマウントカメラに装着できるようになります。 電子制御式接点を搭載しているため、オートフォーカスや絞りのコントロールも可能となっています。
このカメラはPanasonic S1、S1R、S1HそしてSigma FPに対応しています。残念ながらライカのLマウントカメラは非対応となっています。
主な特徴
- Canon EOS (EF / EF-S) D/SLRレンズをLマウントアライアンスのミラーレスカメラに装着可能 (無限遠に対応)
- FUSIONテクノロジーの搭載により、対応レンズのオート機能(オートフォーカス、オートアイリス、手振れ補正等)をサポート
- 可変式NDフィルターはND2-256(最大8ストップまでの減光)となり、装着したレンズの露出コントロールを柔軟に調整可能
- クラフトマンシップにより作り出された精巧な気候によりギャップは一切なく、マウントに正確にフィットし無限遠の焦点距離もしっかり実現
- 2年間の限定保証付
このアダプターは同社が発売する可変式NDフィルターシリーズの特徴を引き継いでいます。
内蔵のNDフィルターは2から8ストップの幅での減光を実現します。
可変式NDについて
NDフィルターはギア式の回転リング機構を採用し、簡単に調節できます。このギアはフォローフォーカスのギアとの噛み合わせにも対応しているため、スムーズな減光表現も可能です。
ニュートラル デンシティー(ND)効果は最小の状態で2ストップ分を減光します。Fotodioxによると、フィルターをレンズの先端に装着する代わりにアダプターに内蔵することによって、より高いイメージクオリティを保持することに成功しているとのことです。
また、可変式NDの素材は光学式ポリカーボネート(CR39)を使用しているとのことです。
デジタルシネマカメラのNDフィルターのように、「ND効果なし」の状態が選べないのがND内蔵アダプターの欠点として挙げられます。つまり、アダプター装着状態だと、常にNDによる減光効果(最低2ストップ分)が適用されていると言うことになり、撮影状況によっては理想とは呼べないかもしれません。
オートフォーカスについて
PanasonicのLumix Sシリーズカメラは残念ながらオートフォーカスパフォーマンスに関してはあまり良い評判を得ていません。アダプターを介してのEFレンズのオートフォーカスがどれだけ実用的なのか、想像に難くないところではあります。
Fotodioxによるとアダプター内のFUSIONテクノロジー(おそらく電子接点機構のこと)が様々なメーカーのレンズやカメラ同士のコミュニケーションをサポートするそうです。
FUSIONアダプターはオートフォーカス、絞り調整、手振れ補正機構を全て使用可能にできるとのことです。更にはレンズとカメラ間で行われるEXIFやF値のデータの往来を円滑にサポートします。
当たり前のことですが、パフォーマンスは使用するレンズの年式やメーカーによって異なるとのことです。Fotodioxは実際の撮影の前に必ずアダプターを使ってのレンズのパフォーマンスのテストを行うことを強く推奨しています。
Fusion スマート AFレンズ アダプターはマイクロUSBポートを搭載しファームウェアのアップデートに対応します。
サイズと重量
価格設定
気になるお値段ですが現在は$299で販売開始されています。ただし、既に品切れ状態になっている模様です。
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