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Sony FX6を発表予定! 新しくシネマラインのコンセプトを提唱

※FX6のスペックが発表され、レビューも登場しています。 気になる方は下の記事も併せてご覧ください。

上の動画は本日(9/2)Sonyよりアップされたものです。

Sonyウェブサイト上でひっそりとFX6の姿が登場しました。

まだ、詳細なスペックは一切出てきてないので、外観を見ながら想像力を膨らますしかないのですが、以下、勝手な僕の個人的予想を書きます。

 

  • サイズ: FS5とほぼ同じサイズに留まることになりそうです。 (下のVENICE、FX9との比較写真から)
  • センサー(1): サイズを小さくまとめることを考えるとフルフレームではなく、スーパー35mmになるのでは? と想像します。下の二枚の写真の内、一枚がAPS-C用のレンズを装着していることからそう考えます。
  • センサ-(2):前例として、FS7とFS5という兄弟機があるのですが、その関係を見たときにFS5は発表時、FS7と同じセンサーを搭載していました。そう考えると、サイズ的にα7SIIIがフルフレーム搭載できるので、やはりフルフレームになるのか?とも考えます。
  • 確実に電子式バリアブルNDを搭載
  • センサーがFX9と同じものになった場合、6K フルサイズ Exmor R CMOSセンサー、デュアルネイティブISO (ISO 800 / 4000)搭載、15ストップ+のハイラチチュード&低ノイズを実現
  • S-Cinetone、S-Log3を搭載
  • ファストハイブリッドAF (α7SIII並)を搭載
  • コーデックはFX9より若干軽いタイプになる



以上、予想ではありますが、FS7とFS5の関係性、α7SIIIの性能や価格を考えるとほとんどは実現可能であり、実現するものと思います。 予想価格は、希望としては60万円後半を考えますが、FX9がヨドバシで132万円しますので、実際には80万円中盤になるのではないでしょうか。(予想ばかりで恐縮です…)

 ※FX6のスペックとレビューが登場しています。 僕の予想が合ってるか確認してみてください!

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FS5のDNAを受け継ぐことになるか? オフィシャルサイトに登場したFX6の写真

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Sonyのシネマラインで見ると一番の弟分になりそうです。VENICE、FX9と並ぶとサイズ感が伺えます。

 

プレスリリースは以下の通りです。

本日、 Sonyが培ったイメージクオリティとディティールへのこだわり、デジタルシネマへの技術と情熱をコンテンツクリエーターのためのシネマラインと銘打って新しいカメラを含めたプロダクトラインを発表しました。

 

シネマラインはSonyが培ったデジタルによるシネマティックな映像表現を提供するだけでなく、様々な現場で求められる操作性と信頼性を提供します。新しいシリーズはベーシックなシネマカメラやプロフェッショナル カムコーダーに求められる様々なフォームファクターを取り揃えました。

 

2000年、Sonyはデジタルシネマの歴史の幕開けとなる世界初の24P記録可能なHDW-900を発表し、世界を驚かせました。 その後も、多くのシネマトグラファーからのフィードバックを受けながらVENICE等のシネマカメラを提供してきました。

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HDW-F900

 

既に存在するSonyVENICEFX9は今回のシネマラインの一角を形成することになります。VENICEはデジタルフィルム制作の現場でカメラマンの第一選択肢として選ばれてきました。FX9はドキュメンタリー制作の現場で使われるカメラとして、たくさんの支持を得ています。

次のステップはビジュアル クリエーターに幅広くアピールするカメラを提供することです。

そのため、Sonyは2020年の年末までにFX6を発表し、発売開始します。

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VENICE

 

それぞれのシネマライン カメラはユーザーからのフィードバックを得ながら進化してきました。FX9のバージョン3のアップグレードは2021年に実現する予定です。このアップグレードではS700PTPを追加することによりリモートコントロール機能の充実を計ります。また、センタースキャンモードも追加されることになり、スーパー16mm用レンズやB4レンズをアダプター経由でサポートすることになります。 並行して、2020年11月にVENICEはV6.0バージョンに追加の機能を搭載することにより放送局での活用やライブでの活用に適した機能を実現します。

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FX9

Sonyは映像作家、撮影監督、ストーリーテラーを祝福し、同時に深い尊敬の念を抱きます。

このシネマラインでは私たちが映画産業とデジタルイメージングのプロスーマーマーケットに築き上げたDNAを活用し、その全てを集結し新しいクリエイティブツールの形成を実現しました。 このシネマライン製品を活用することでクリエーター達は表現の枠を越え、その先の世界を実現し、感動を全てのフレームごと記録することができるようになります。