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AFX システムの紹介 BMPCC オートフォーカスの完成形

この記事はEOSHDの記事(リンク下)を参考に作成しています。

IndiGoGoのページへは下記のリンクをクリックしてください。(今は20%割引になっています、早い者勝ちですよ)  BMPCC持ってないのに僕は買いました。

 

EOSHDがBMPCC4Kと6Kのオートフォーカスシステムを開発しているCDA-TEKの記事を何回か取り上げていて、その記事をCinemagearでもご紹介してまいりました。

 

遂にLiDARシステムを活用したBMPCC用のオートフォーカスシステムが完成し、クラウドファンディング形式のIndieGoGoにて購入可能となっていますので、ご興味おありの方は早めに購入されることをお勧めします。

 

過去の記事でご紹介したときは、

このモジュールはBMPCC内のオートフォーカスシステムをオーバーライドして正確なオートフォーカスを可能とする画期的なシステムとお伝えしたと思います。

 

が、今回発表されているスペックを見る限りでは、BMPCCに留まらず、如何なるカメラでも、如何なるレンズでもオートフォーカス撮影を可能にする機能が盛り込まれていることが判明しました。(注:TiltaのNucleus MかNが必要)

時系列で知りたい人は、過去記事をご参照ください。

新世代のオートフォーカスシステム? Blackmagic Pocket Cinema Camera 4KへのTime of Flight Autofocus - cinemagear 映像制作機材info

遂に! BMPCC4K & 6Kでコンティニュアス オートフォーカスが可能になる! - cinemagear 映像制作機材info

CDA-TEKは既にPocket Bluetooth Controller (PBC)というBluetooth経由のリモートコントローラーを発売しており、Bluetooth経由でBMPCCのカメラ設定とフォーカスの変更を実現していました。 当初の予定ではLiDARオートフォーカスモジュールはPBCとの併用で実現するはずでしたが、CDA-TEKは期待を良い方に裏切り、PBCモジュール要らずで単体でのシステムとしてオートフォーカスを実現可能としています。

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単純にモジュールをカメラの上に取り付けるだけでBMPCC 4Kと6Kのオートフォーカスがとても正確で素早くなります。また、フォーカス送りもとても滑らかに行う事が可能となっています。 BMPCCユーザーにとっては夢のような機能になるのではないでしょうか?

 

もちろん、LiDARセンサーは暗闇でも問題なく機能しますので光量が少ないシーンでも正確なオートフォーカスが期待できます。

 

今回発売されるAFXモジュールは充電可能なバッテリーを内蔵しています。

また、Bluetooth経由なので完全にワイアレスとなっていて、面倒なケーブリングは全く必要としません。ホットシューのあるカメラなら、ホットシューマウント、あるいはカメラリグを組んでホットシューを用意すればこのモジュールは取り付けられます。

 

BMPCC 4Kと6Kでオートフォーカスを使用する場合はマイクロフォーサーズレンズ、あるいはEFレンズとの組み合わせで可能となっています。 フルオート、フルマニュアル、あるいはオートにしながらマニュアルでの操作も可能なモードも利用可能です。

 

TiltaのNucleus MやNを利用する場合はAFXに装備されたインターフェイスと専用ケーブルを使ってモーターに接続するだけでオートフォーカスをマニュアルフォーカスレンズでも実現可能です。

 

AFXはカメラを選びませんので、TiltaのNucleusモーター&フォーカスギアを付けたマニュアルフォーカスレンズならばPanasonicのGH5やREDのシネマカメラ等でも利用可能です。この機能は先日記事にしたDJIのRS2に搭載された3Dフォーカスシステムと一緒でしょう。

 

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絞り、ISO、ホワイトバランス等を表示中、これらのパラメーターも制御可能

CDA-TEKによりますと

AFXモジュールが実現した技術の核心は、常に最短の物体に距離を合わせ続けるLiDARセンサーによって支えられています。AFXモジュールはLiDARセンサーからの距離情報を利用してフォーカスを最適な位置に調整します。

 

この方法を用いることで被写体とカメラの位置が変われば、即座にそれを探知し、レンズのフォーカスリングを正しい位置へと微調整していきます。つまり、イメージベースのフォーカスシステム(例:コントラストAF)に比べフォーカスハント(フォーカスが迷うこと)をする事がほとんどありません。光量の少ない場所でも問題なく正しいフォーカスが可能となっています。

 

AFXにはコンパクトなワイアレスリモートが同梱されています。このコントローラーを使用して複数のフォーカスモードから最適なものを選択したり、マニュアルフォーカスモードに設定することも可能です。

 

コントローラーからはBMPCCの絞り、ISO、ホワイトバランスなどの制御も可能です。AFXのスクリーンはこれらのパラメーターを表示可能でLiDARセンサーが測定した距離を表示することも可能です。

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REDのカメラでもオートフォーカス可能!

AFXモジュールはAFSとAFCの二つのオートフォーカスモードを備えています。

 

AFSモード(オートフォーカス シングル)ではコントローラーのトリガーを押すたびに、レンズ中央部に表示された被写体のうち、一番近くの被写体にフォーカスを合わせます。フォーカス位置はもう一回トリガーを押すか、マニュアルでフォーカス位置を変更するまで変わりません。

 

AFCモード(オートフォーカス コンティニュアス)ではレンズのフォーカス位置が継続してフレーム中央部の被写体にフォーカスを合わせ続けます。このモードを使用することでカメラに向かって歩いてくる被写体などの継続したフォーカス合わせが可能となります。

 

コントローラーを使ってAFSとAFC、更にはマニュアルフォーカスモードを簡単に切り替え可能です。また、AFSとAFCモードでは任意に4つのフォーカススピードを設定する事が可能となっています。

 

更に、複雑なフォーカス送りが必要な場合にはクアッドロックというモードを用意しています。この機能を使う事で、(LiDARセンサー経由かマニュアルで)4つまでのフォーカス位置をメモリに記憶させ、瞬時にフォーカス位置を変更させることも、あるいは任意に設定したフォーカススピードでフォーカス送りすることも可能となっています。

 

クアッドロック機能を使った場合、マニュアルでフォーカス送りをすることも可能です。この場合、4つのフォーカスポイント間で、機械的でない、自然なフォーカス送りを実現します。うっかりフォーカスポイントを過ぎてしまっても、しっかりと任意の位置でフォーカスは止まってくれますので安心したフォーカス送りが可能となります。(クオッドロックのデモの様子は冒頭の動画2:30秒からご覧ください)

IndieGoGoのサイトから注文した場合、送料込みで295ユーロになります。

僕が注文した時の価格は送料込みで日本円で37,175円でした。この価格で20%割引だそうですから、 キックスターターの期間が終わると5万円くらいで販売されるものと思われます。

 

欲しい、と思った人はお早めに!