Cheesycamは最近ワイヤレスビデオに関して良く特集を組んでいる。
オーディオのワイヤレス化は伝送情報の少なさもあり、容易であるとは言えるが映像のワイヤレス化は中々安定しないのでは? と自分は思っていた。
基本的にはプロフェッショナルなフィールドでのモニタリングで使用するイメージが高い。
でもどうやらそうでも無いみたいだ。 5Gの電波を使った場合はかなり容易に伝送ができるようになっている。
今回紹介するMars 300はワイヤレスビデオキットでHDMI出力のみに対応している。
もちろん、SDI伝送に対応した機種もあるが、もう少し値段が高くなる。
特徴的な機能としては
- 90mの範囲でワイヤレス対応
- 1080P 60で非圧縮の信号を送れる
- HDMIループアウトがある(つまり、追加でNinja等の外部レコーダーにも接続可能)
- ソニーのLシリーズバッテリーに対応、必要に応じて6-16V DCバッテリーやD-tapに接続可能
下のビデオは5分くらい、英語ではあるがレビューをしている。 (使用しているカメラはFS5)
印象的なのはカメラマンがステディカムを持って犬を追いかけているシーン(3:52秒あたり) 流石にこういうのはワイヤレスじゃないとモニタリングできない。
映像の中で、レビューアーはこんな事を指摘している
- 映像の伝送に関しては0.5秒の誤差がある
- 壁を二つくらい挟んでも問題ない、それほど電波が安定している
気になるお値段は499ドル
アメリカのアマゾンで売っている。
この値段なら1セット買っておいて損はしなさそう。